JCC特別文化講演会『ネーデルランドの昼の夢』開催
2009.10.11
2009年10月11日日曜日、
吉屋敬先生の個展が行われている
アムステルダム・フェールフィンク美術館にて
JCC主催のもと吉屋先生による
ネーデルランド絵画についての講演会がありました。
タイトルは『ネーデルランドの昼の夢』。
13世紀に始まるネーデルランド絵画の画家達についてのお話です。
限られた講演時間では残念ながら
配布された資料に記載された
13〜17世紀の代表的なネーデルランドの画家22人のうち、
ネーデルランド絵画史初期の
ほんの4人の説明に留まることになってしまいましたが、
それでもこれまであまり絵画に触れる機会がなかった人たちに
興味をもってもらう一助になったと思います。
先生の講演そのものが
ユーモアに溢れ楽しいものであったのはもちろんですが、
来場者の注意を最も惹いたのは恐らくこの方、
ウィレム・ファン・ゴッホ氏。
名前から推察されるように、ゴッホの血縁の方です。
ゴッホの弟テオの玄孫にあたる方だそうです。
(ゴッホは未婚のまま亡くなったので直系の子孫は存在しません。)
吉屋先生は画家であるのと同時にゴッホの研究家でもあります。
ゴッホの足跡を辿る旅の課程でウィレム氏と出会い、
現在も交流があるのだそうです。
先にも書いた通り今回のお話は
ネーデルランド絵画の初期の画家だけでしたので、
次回があることを祈りつつ。
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